褒め方には、いくつかのパターンが存在します。
相手を褒める言葉と言えば「あなたは素敵です。優秀です!素晴らしい!」などの感情をあらわにした言葉をかける方法が一般的ですが、これは褒め方の一部に過ぎません。
広い意味で言えば、私達が挨拶を行うことも褒める言葉の一つと言えます。相手に「おはようございます」と言葉をかけることの意味には「あなたの知っています。」「あなたの存在を尊重しています。」という意味がこめられています。相手を認知することは、相手を褒める大前提の状態です。相手の存在を認めずして褒めることはできません。つまり、相手を褒めることは、挨拶などの相手への認知の延長線上にあると言えます。
このような広い意味で「褒める」の意義を考えると、それは5つのパターンに分けることができます。それはズバリ、 認知、理解、関心、是認、賞賛の5つです。
認知
これは挨拶をしたり、名前を読んだり、ちょっと近づいて声をかけたり、お辞儀をするなどの行動で示すことができます。「あなたのことを知っていますよ」というメッセージを送ることができます。
理解
「あなたは英語が上手なんですね」「あなたはスポーツに詳しいんですね」などのように、前向きな相手の現状を語るだけでも、「あなたのことを理解していますよ」という気持ちを伝えることができます。相手に理解されているということは、安心や安らぎにつながります。また、その人との関係をより強くできます。
関心
「最近朝早いですね!」「最近なんだかイキイキしてますね」などの言葉は、相手への関心を表すことができます。これは「あなたのことを見ていますよ」という無意識のメッセージを送ることができます。
是認
「あなたが仲間になってくれて、本当に良かった」「あなたのような能力が高い人がいると助かります」などの言葉は、「あなたの存在は、プラスに働いています」というメッセージを伝えることが出来ます。人は自分の存在を示したいという本能があるので、相手に本能的な喜びを与えることができます。
賞賛
「あなたの成績は素晴らしいです」「どうしてそんなに料理が上手なのですか!」などの言葉は、本当にストレートな褒め言葉でわかりやすいため、相手に伝わりやすいです。ちょっと親しい間柄の人でしたら、このような褒め言葉も時々かけてあげたいですね。
以上、この5つの褒め方のパターンを見てみると、日常的に使っているものがほとんどだと思います。自分がかけた言葉に対して「相手がどのような反応を示すか」を見極めて、より効果的に褒め言葉を選んでいきたいですね。
